『下妻物語』 マジサイコー!
観終わって、
「っがーん」
と、脳天に一撃。
2004年度最高傑作は、深キョン主演のウルトラチャーミングなこの映画をおいて他にない。
と確信いたしました。
もう、茨城下妻というシチュエーションがいいし、
ロリータ全開フルスロットルの深キョンと、
地元ヤンキー役「土屋アンナ」との永遠に埋まりそうもないギャップ感といい、
ベルサーチのパチもんでひと稼ぎし損なったり、
住民に生活と趣味の全てを供給すべく「ジャスコ」は無敵だったり、
ラスト近く、族抜けの「けじめ」シーンでは、深キョンこと桃子がたんかを切るシーンなぞ鳥肌がそぞろ立ちます。
とにかくこの映画は、中島哲也監督のセンスが抜群にいいし(ギャグも映像も)、十二分に勢いがある。
深キョンは痩せてほんとに良かったし、土屋アンナの瑞々(みずみず)しいはじけ方が心地良い。
いっしょに観ていた美範いわく、「ジャスコがあれば大都会!」 なんだそうだ。
さすが、石川の漁村出身(笑)。
(たしか金沢での浪人中、ジャスコでレジ打ちのバイトしてたんだよね?)
もひとつついでに、彼女はつい先日、また駅の階段ですっ転んで、両足パンパンに腫れ上がってひどい捻挫になっている。相変わらずでありました。
とにかく、まだ観てない人は、11月にDVD化されているので今すぐGOだ!