読んだ本・漫画
- 作者: 山田正紀
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2005/03/19
- メディア: 単行本
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往年の山田正紀ファンは、手放しで絶賛のエールを送っている。
なにしろ30年越しの続編なのだ。
ん〜、しかし冗長すぎやしないか?
最初とラストが素晴らしいのに、なぜか途中がだらだらメロドラマっぽくないか?
(そして「〜すぎはしないか?」みたいなセリフ回しが多すぎはしないか?)
タイトルのように「神を狩る」には、人類が神によって施された目くらましの「フィルター」をまずは外して、
そのうえで数万年越しに、次の段階へとバージョンアップしなくてはならなかったわけだが、
そもそもなんで神が「人間をおもちゃ」にしてるのかが、よくわからない。
そんなことを説明する必要がない小説、とは言って欲しくないほど説明過多な本なのに。
神は気まぐれで、暇つぶしに創造した人間を嬲り(なぶり)殺しにするってのは、もう使い古されたシークエンスだろう。
仮に、実は「神なんかいなかった」としてもいいから、僕たちに徹底した絶望なりを見せて欲しかった。
- 作者: 小池桂一
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: コミック
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妄想が、現実に侵食していく。
意識が世界を変革する。
これも「認識が世界を変える」の一連なムーブメントなのか?
ま、この漫画の場合は、ドラックがそれを覚醒させてるんだろうけど。
とにかくまだ続くようなので、2巻目がでるまでに3年も待たないといけないなんてことがありませんように!
デイヴィッド・フィンチャー監督の『ファイト・クラブ』は、まさにこの路線で、
ハリウッドなメジャーでそれをやれたというところが、やっぱり凄い。
- 出版社/メーカー: 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- 発売日: 2003/08/29
- メディア: DVD
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デカスロン 11 強えええええ (ヤングサンデーコミックス)
- 作者: 山田芳裕
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1996/09
- メディア: コミック
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ブックオフで14巻まで(全23巻)まとめて買って、一気に読んでる。
なんて、面白いんでしょう。
荒削りで、一直線な話だけど、爽快さは今以上な出来栄え。
続きが読みたいが、これが絶版。
オンデマンド版? ふざけろ!!
(ネット上で購入して読めるらしいが、出版してくれよ)