ごはん革命


よく言われていることだが、ご飯を美味しくいただこうとするならば、
銘柄よりも「炊飯ジャー」を替えられたし。



とまあ、かっこつけてる俺はというと、長いこと安物のジャーを使っていたりする。
ジャーの中の釜を上げてみれば分かるけど、釜の底辺に蚊取り線香のようなコイルがまわってたら、
従来の極々一般的なやつだ。
このタイプは、熱の伝え方が弱くて、どうしても偏った炊き上がりになってしまい、
理想の「火で炊く」には遠く及ばない。


そこで、IHジャーなるものが開発される。
釜全体をいっぺんに温めるという画期的なジャーであり、美味しいご飯を食べたいなら、
せめてここから出発してみるべき。
15000円弱で買えるでしょう


次に、更なる改良を加えたIHを各社が出しているわけだが、
いかにして火に近づけるか(ガス釜)という発想のもと、行き着くところは
100℃の沸点を超えるという方式であり、いわゆる
「圧力IH」である。



圧力方式だと、

  • 短時間で炊き上がる(早く食べられるという意味ではない。旨味が逃げないのだ)
  • 米が一粒一粒、中から膨らむ
  • よりモチモチ感が味わえる。


食べれば分かるが、
炊飯ジャー一つでこうも違うのか!」
と目が開かれる思いだ。


ちなみに圧力IHタイプだと、軒並み20000〜30000円オーバーでしょうか。


僕が買ったのは、

ZOJIRUSHI 極め炊き 真空内釜圧力IH炊飯ジャー NP-CT10-XJ

ZOJIRUSHI 極め炊き 真空内釜圧力IH炊飯ジャー NP-CT10-XJ


箱には「豪熱沸とう」などと謳われていて、そこはかとなく力強い響きではありませんか!



そうそう、最初に「銘柄うんぬん」言いましたが、実は知り合いに魚沼産のコシヒカリを頂いたので、
せっかくならまともな炊飯ジャーに買い換えたいなあ、と思った次第でありました。


「言ってることと違うじゃないか!」


ははははは、怒らない、怒らない(笑)



頂いたのは、

南魚沼産の中でも評価の高い「しおざわ産コシヒカリ」。
なにもつけなくても十分旨いが、現地では塩だけまぶして試食させてくれるんですって。



そして、さらに貰い物
みのりの会社の上司様より頂いた(ちなみにアルマーニのスーツやらシューズまで!)
博多料亭 稚加榮(ちかえ)の「辛子明太子」



明太子っていうと、「ふくや」「福さ屋」「やまや」が有名だけど、
地元の人は、「稚加榮」で買うんだそうだ。
小さな粒がぎっしり詰まっていて、水っぽさは微塵もなく、味が上品。
これを熱々のご飯で食べられるなんて!
幸せ。



塩沢で思い出したけど、越後湯沢駅から上越線に乗り換えて、2年前に訪れた秘湯「大沢館」のある大沢駅、塩沢駅、そしてうちの親父の実家である六日町駅とつながる。



ここのおやつ、こんにゃくの味噌田楽甘酒、囲炉裏で焼いて食べたお芋やお餅のたぐいは旨かったなあ。
ねえ、真美ちゃん。(ここを紹介していただいたのだ)