毎日いろんなことが起きる。
わたしにもあなたにも。
世界はじつに、近くて、遠いのだ。
「 世界中で いちばん遠い じぶんの背中に乗せ
地球上で いちばん古い 動物のように往く 」
愛を喝破した、ムーンライダーズの鈴木慶一氏の詩だ。
世界一 美しい一文だと僕は思っている。
僕は、この詩を聴いている。
13年も変わらず愛してる。
変わらないものは何か?
変わらないでいるために、僕は変わる。
変えたくないから、僕は変わる。
毎日生まれ、毎日死んでいく。
誰かが言ったような言葉が、僕をさらっていくのだ。
上で引用した詩は
『さよならを手に』 アルバム「A.O.R.」より (1992年)作詞:鈴木慶一 作曲:岡田徹