読んだ漫画
- 作者: いくえみ綾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/10/25
- メディア: コミック
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この巻でおしまい。
やっぱり、いくえみ綾ってひとは凄い。
この人の漫画、ドラマ化するって企画はないのだろうか?
こんなサービス精神旺盛な漫画家も少ないと思うのだけど。
なによりも読み易いし。
(特に少女漫画を敬遠しているアナタ! 読まないと損するよ)
そして読後感がいい。
チョビッコさん(猫)のラストも泣けたなぁ。
「でち でち」
(と歩く姿が微笑ましい)
- 作者: 遠藤浩輝
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/03/23
- メディア: コミック
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諸星大二郎の『生物都市』という作品がある。
手塚治虫賞受賞作であるが、あまりにも有名なアレ。
最終的に世界は無機物も有機物も一つになってしまうというやつ。
というのが下地にあって、それ以外の伏線も多く、出版間隔も長いので
ついつい筋を忘れてしまうのであった。
近年のSFに使われたガジェットがふんだんにぶち込まれていて
(クローニング技術とかだけでなく、最近はいきなり量子テレポーテーションで
人間を瞬間移動させたりしている!とってもハードSF)
100年ほど先の近未来を描いているのだが、とにかく世界は荒んでいるので、
人の命が大変安い。毎度死体のオンパレード。
第三世界のテロの構図がそのまま生きていたりするのだが、終着地点は実に
SFっぽくなりそう。
人間が偶然作った「神」(に近い計算物)によって、次の進化に導かれていく世界と
取り残された世界。お互いの世界は同時に存在し、やがて袂を分かつ・・・。
とか、勝手に締めくくっちゃうけど。
こういうの好きな人は、
イーガンの『ディアスポラ』とか読んでみると、世界観は一変しますよ。
- 作者: グレッグ・イーガン,山岸真
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: 文庫
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なんにしろ、こういうのが漫画で読めるのが嬉しく思います。