乱視用のワンデーアキュビューを試してみた。

 この歳になって「二週間使い捨てコンタクト」をはじめて約半年が経った。
 気に入らないことがいくつか。
 まず、ケアがおもいっきし、めんどくさい。
 取り外して、手のひらに保存液をこぼして、こすり付けて、洗浄して、キャップに保存。
 ケアもそうだが、日を追うごとに、最初の装着感がなくなるというか、
 にごるし、少し厚くなるような感じが堪らなく不快。なんだか角膜も傷つけそうで怖い。

 そんななか、今年になってようやく「世界初」の触れ込みで発売されたのが
 チバ・ビジョン社の「乱視用の一日使い捨てコンタクト」。
 残念ながら乱視矯正が弱く、私の場合には適合できない仕様だった。
 
 そして「ワンデーアキュビュー」で有名なジョンソン・エンド・ジョンソン社が、矯正の強い乱視用を開発した。
 で、飛びついたという次第であります。
 
 装用感は良好。ワンデーは一日しか持たないから粗悪なレンズだ、とか言う人もいるみたいだけど、そんなことはない。
 確かにレンズが薄いのは、安上がりにするためか? とも勘ぐってしまうが、薄いからゴロゴロ感がまるでない。
 ポシュロムの二週間使い捨ても気になるほどではないと思っていたが、ワンデーをしたらまるで違う。別世界。
 
 ケアも必要ないし、異物感もなく嬉しいのだが、残念なのがそのコスト。
 どこにでもある街のコンタクト屋は、併設の「お抱え眼科」と組んで、かなりぼったくっている。
 しかし、処方箋さえ手に入れられれば、いまやネット経由で格安で買える時代。
 (処方箋をくれない場合もある。私の場合は、眼科とコンタクト屋を行き来する間に携帯のデジカメで撮った)

 普通に買うと、片目30日分4700円、両目で一ヶ月、実に9400円もするのだが、ネットなら6600円ほどで買える。
 それでも、1年間で8万円!
 ちなみにポシュロムの乱視用二週間使い捨ては、両目で3か月分5200円ほど。
 こっちなら年間で2万円程度なので、ワンデータイプは実に4倍という驚くべき出費額である。
 
 ああ、せめて半額くらいにならないものかな。

 
 注意:上記は乱視用についての記述です。
    普通の「ワンデーアキュビュー」だと片目30日分2000円で、年間5万円。それでも5万円かあ。