読んだ本
- 作者: ジェフリーディーヴァー,Jeffery Deaver,土屋晃
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/11/08
- メディア: 文庫
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ディーヴァーのミステリは、大胆不敵で、どんでん返しの連続とかに目がいくけど、
よくも、こうも緻密な描写を演出できるものかと。
今回はインターネットが題材なだけに、時間とともに古びてしまうんじゃないかと思うのだが、
読んでみれば、
できるわけないだろ!
みたいなオンパレード。
これなら、何年経とうが再読に耐えうる。
もちろん面白かった。
- 作者: 打海文三
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2005/04/25
- メディア: 単行本
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こんな作品を生み出した作家が亡くなってしまうなんて!!(享年59歳)
昨年10月に永眠された、打海文三のわずか3年前の作品。
最初に読んだ「ハルビン・カフェ」には正直驚いたけど、
グロっぽいのがなんとも印象的だった。
そしてこの作品も、子供が一生懸命苦しんでる。
あいかわらず世界ははちゃめちゃだけど(笑)
なんで、いつもいつも、子供が辛い人生を送るんだろうか、打海作品って。
まあ、それはそうと、この人の子供から大人に変わるターンはジーンとくる。
この作品は2005年の日本SFへノミネートされてませんが、
実は海外の邦訳SFなんかよりもよほどSFしてますし、おすすめです。