読んだ本・読んでる本


得する生活―お金持ちになる人の考え方

得する生活―お金持ちになる人の考え方



五年の梅 (新潮文庫)

五年の梅 (新潮文庫)

「後瀬の花」「行き道」「小田原鰹」「蟹」「五年の梅」の短編五話。
どれも良いが、特に「小田原鰹」と「五年の梅」が秀逸。乙川優三郎の話は、どれも力が湧いてくる。



チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

連作短編集。面白いけど、伊坂作品にしてはおとなしめ。
中の一遍「チルドレンⅡ」という話は、山下和美の短編マンガで「ROCKS」という傑作と似ている。
パクリではないだろうけど、「ROCKS」の方が愛嬌があって好きだ。
山下和美【短編集】 (モーニング KC)

山下和美【短編集】 (モーニング KC)




実録・アメリカ超能力部隊 (文春文庫)

実録・アメリカ超能力部隊 (文春文庫)

オカルトを待望している大人は意外と多い。アメリカだろうが、日本だろうが。



死神の精度

死神の精度

死神という存在をリアリティたっぷりに書き上げる手腕はやはり大したもの。
ラストの「死神対老女」で話が収斂していく。これが実に気持ちいい。伊坂作品は今が旬だ。



七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

七王国の玉座〈1〉―氷と炎の歌〈1〉 (ハヤカワ文庫SF)

第二シリーズも文庫化されだしたので、あわてて最初から読み始める。
あ、すげー面白い。だめ、止まんない。
こんな広大な世界を構築してしまって、罪作りな作者ですね。
サンドキングズ (ハヤカワ文庫SF)フィーヴァードリーム〈上〉 (創元ノヴェルズ)フィーヴァードリーム〈下〉 (創元ノヴェルズ)タフの方舟1 禍つ星 ハヤカワ文庫SFタフの方舟 2天の果実 (ハヤカワ文庫SF)
いろいろあるが、なかでも『フィーヴァードリーム』の語り口が好き。