焼肉


舌のとろけるような焼肉を食べたい一心で、やったことは何かというと
ひたすらネット検索。
ほんと便利な世の中です。


それでも、適当なPRサイトを鵜呑みにしてたら、ほどほど美味いが値段はベラボーに高い
叙々苑」みたいな有名どころがわんさかひっかかる。


高度情報化社会では、見極めるという「目力(めぢから)」がことほど左様に要求されるのです。
閑話休題



信用できる(できそうな)サイトの情報によりリストアップを重ね、行ってきました。二件ほど。



まず一軒目は、広尾にある『薩摩 牛の蔵』



すこし駅から遠かったが、ここはとにかく、つくりが焼肉屋っぽくない。
入り口は普通の精肉店のようにお肉の販売もしているのだが、通路の奥には左右に個室が連なる。
平日だったが、夕方頃に来店すると、待つことしばしその個室をあてがわれた。


その日は寒くて、暖を期待していたのだが、掘りごたつ式のテーブルはなんと床暖房。
すげえ、ぬくくて気持ちいい。
好感度大。


事前にリサーチ済みだったので、注文したものは、
薩摩盛(上カルビ・上ロース・焼きしゃぶ・上ハラミ・ミノサンド) 5000円
レバ刺し 900円
上タン塩 1500円


肉としては、じつにこれだけ。
しかし、酒もしこたま呑んだのでかなり満腹。
特に上ロース、上ハラミ、レバ刺しが感動モノ。
普段焼肉となるとカルビばっかり食べていたので、考えが変わった。赤身が旨い。



評判の「テールスープ」が時間がなくて頼めなかったのが残念。ぜひ次回に。
シャーベット状の「みぞれ梅酒」も、また呑みたい。
それと、次にくるときは、ハラミステーキ、ミスジステーキなどのステーキ類も頼んでみたい。




二軒目は、浜松町の芝大門にある『正泰苑(しょうたいえん)』



ここは、週末ともなると事前に予約しないとたぶん入れない。
さらに予約の際には、「肉の予約」もいれとかないと当日注文できないものもある。
ちなみにそれは「上ロース」と「ハラミ」だ。


浅草に本店がある正泰苑は、店舗数を増やさずに全て直営店でとおしているそうで、
ちなみにテレビ等の取材には一切答えていないらしい。
そうはいっても、別に敷居が高いわけでもなんでもない。


案内されたのは、カウンター席。二人連れであれば、たぶんここに通されるだろう。
威勢のいい店員たちが店内を駆け巡るが、おしゃれな雰囲気は漂っている。
広尾の牛の蔵といい、ここもいわゆる焼肉屋っぽくない。


注文したのは、事前に予約を入れている
上ロース 1450円
ハラミ  950円


その場で頼んだのが
上カルビ 1450円
ミノ   950円
中ロース 1150円
レバ刺し 650円

肉は以上。


他にも、サラダやナムル、マッコリ、梅酒など。
酒だけで6000円越えているので、もう少し肉を楽しむべきかな。ねえ、み○りさん!!


上ロースは、一回こっきり。2皿は頼めず。
その「上ロース」だが、炙らずとも生でもいけるという説明を受ける。少しだけ炙ってみる、




「う、う、ウマァーい!!」  (「ぱ、ぱ、パナーい!!」 byコンバット)



これは、なんだ?ロースなのか?
頭の中に疑問符だらけ。
となりのカップルが上ロースを頼むが、予約制を知らなかったみたいで食べられず。


中ロースも旨いし、ハラミも旨いし、ミノも旨かったなあ。
(旨いしかでてこない)

ちなみに、上カルビ。


せっかくなので、お店を出たあと東京タワーに行きました。




「牛の蔵」のコストパフォーマンスは抜群だが、純粋な肉としての醍醐味は「正泰苑」が少し上だったように思えます。
しかし、「牛の蔵」にはまた行きたくなるような居心地の良さがありました。
どちらにもまた行くつもりです。


次に訪れようと思案しているのは、ちょっと遠いのですが、鶯谷の「鶯谷園」