コレステロールのおはなし

コレステロール

前回も焼肉の話をしたり、肉食(にくじき、と読まれたい)が止まらない、というようなことを書いた。
ちょっと違うか。やめようとも思っていないし、ごはんや小麦類の炭水化物に偏りすぎるよりも、
肉や魚を食べてるほうが、一個の生命体として実に正常な気がする。


なんだか大げさなんだけど、そんな僕も小さい頃は、
一番嫌いな食べ物は「肉(のカタマリ)」で、ハンバーグやソーセージのように加工されていないものは
全くといっていいほど受け付けなかった。吐きはしないけど、飲み込めないので「ペッ」と捨てていたな。特に給食時。
だからガリガリに痩せていた。


「大人になると、嗜好が変わるんだね」


なんて、今では笑っちゃうくらい好き嫌いは激減した。
うーん、最近は美味しいお肉が多いような気もするし、小さい頃食べてた肉は、どれも不味かった気もするし。


まあ、なんだ、食べ方をよくよく心得ていれば、肉は絶対に食べたほうがいいし、
ベジタリアンなんか、アミノ酸が摂取できなくて、すぐに老けてしまうというね。
アミノ酸含有のサプリなんか飲んでるくらいなら、肉食えよ、肉、と思ってしまう。



去年、会社の健康診断で、血液検査をしたのだが、そのなかで引っかかってしまったのが、
「総コレステロール値」ってやつだ。
数値にして、223あった。



220以上は、高脂血症動脈硬化になりやすい、体質改善必要」ということになっている。
確かに俺は、タバコは吸わないけど、毎日酒は呑むし、コンビニ飯ばっかだし、ほとんど運動もしない。
でも近頃では、体重に気をつけているし、そんなに不摂生か? と思っていた。(酒だって、日本酒にしてせいぜい日に二合程度だ)


「バランスの良い食事を心掛けねば、コレステロールは下がらないぞ」
と自分を叱咤して、中途半端な食事コントロールをしたりしなかったり。
コレステロール下げるってのは、味気ない、実に質素な食事だな、何故なんだ?
そうしないと早死にするのか? 健康で、長生きできないのか?


そんなこと考えていたら、



コレステロール、低い方が危険=男性は高いほど死亡率減る−富山大など


のヤフートピックスですよ。
これが全てではないにせよ、


「男女とも最も数が多かった血中総コレステロール値(160−199)を基準に死亡の危険を比較したところ、
 男性は160未満だと死亡の危険が1・6倍高く、200以上では0・8倍程度と、
 コレステロール値が高いほど危険が低くなるという結果だった


俺なんか、むしろ死亡率下がってんじゃん、みたいな。
なんでも、「コレステロールを悪者にする説はもともと米国から来たもの」とかで、
さらに、



見直されるコレステロール


の記事の中には、
◇総死亡率「240〜260ミリグラム」–最低、「160ミリグラム以下」–高い


などとあって、もう少しコレステロール上げてもいいやってなぐあい。
コレステロールは、細胞膜の重要な構成要素です。脳や神経に最も多く、各種ホルモンの生成にも欠かせません」
コレステロール値は高めの方が長生きする」
なんて言っちゃってる識者もいるみたいだ。
(それは極端かもしれないが、基準値の見直しは始まっているらしい)



わかんないもんだね、最初に与えられた常識ってもんは。三つ子の魂じゃないけど、徹底的に刷り込まれる。
コレステロール」という意味だって、本来は「体内のすべての細胞膜の構成成分」
ということだそうだし、それはつまり、なくてはならないものってことだ。



だからというわけではないのですが、明日はマックでビックマック食べてきますぜ!!
腹鳴ってきた!!!