読んだ本

魔王 (講談社文庫)

やたらと伏線が張り巡らせているよないないよな。
二人の兄弟のささやかな超能力は、魔王のような存在と対峙できるのか。
というような話かな。

大風呂敷な感じになりそうだと思ったが、

モダンタイムス 特別版 (Morning NOVELS)

昨年出版された「モダンタイムス」は、「魔王」から50年後の世界の話だそうです。
さっそく読まなくちゃ。（積ん読中）

ジャンプ (光文社文庫)

会社の人に薦められて。

コンビニに行ったきり失踪してしまう彼女。
しかし、彼女は本当に失踪してしまったのか？
少しずつ明らかになっていく、事の真相。

話が上手。軽妙な語り口。絶妙なテンポ。
大げさな話ではないところが素敵。

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

久々に読み返した。
殺し合いをさせる気味の悪い話だけど、嫌いじゃない。
自分の中では、勝手に「バトルロイヤル」モノの一冊としていて、

他には、もちろん

バトル・ロワイアル

があげられるし、

もう一冊は、キングがリチャード・バックマン名義でだした

バックマン・ブックス〈4〉死のロングウォーク (扶桑社ミステリー)

百人の少年たちが、昼も夜も無く歩き続け、脱落すると射殺されるという競技。
この競技にゴールは無く、最後の一人になるまで続けられるという
絶望的な極限状況を描いたもの。

単純な設定であればあるほど、キングの筆は冴え渡る。